1次元近似de Bruijnパターンによる低遅延3次元計測
本研究では,1次元に近似したde Bruijnパターンに基づく,3次元計測用の低遅延プロジェクタカメラシステムを提案した.
このパターンの特徴は,選択された4つの異なる5ビットのde Bruijnシーケンスが7ビットの近似したde Bruijnシーケンスを形成することで,短いコード長を維持しながらコード数を増やし,精度と復号速度のバランスを実現している.
ボールの静止状態と運動状態の両方で測定し,性能を評価した.
また,様々な移動物体や変形物体も測定した.
結果として,提案システムは1画像あたり120.0K点を取得し,平均0.92 mmの精度で待ち時間は0.059msであった.
動画
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References
- Xiaohang Shi, Qitong Guo, Ruoyu Jia, Chunxin Yang, Kenichi Murakami, and Yuji Yamakawa: Ultra-low-latency 3D measurement with a 1D approximate de Bruijn pattern, Optics Letters, Vol.50, Issue 9, pp.3142-3145 (2025) [link]